【ライブレポ】銀杏ロックフェスティバル in 大阪市立大学[2002.11.02]

この記事に掲載する内容は、2002年に大阪市立大学で行われた銀杏ロックフェスティバルというイベントのレポートであり、その当時に書いたものの再編版です。

私が20歳前後のころに書いた稚拙な文章ではありますが、当時の熱や思いが伝わるようその当時に書いた文をなるべくそのままに、間違っていたりあまりに青臭い部分は修正して掲載します。

 銀杏ロックフェスティバル in 大阪市立大学[2002.11.02]

学園祭の野外フェス

去年の秋に大阪市立大学の銀杏祭の野外ライヴイベント、題して銀杏ロックフェスティバル'02に参戦してきました。

大阪市大学園祭の野外ライヴといえば、過去にはボアダムス、レンチ、アオアなどなど、数々の豪華メンツを集めてライヴを行ってきたことで有名。しかも入場無料で。素晴らしいです。

そして今年2002年は、野外ステージと屋内ステージを設け、同時進行でライヴをするという、まさにロックフェスなスタイル。素晴らしいです。

気になるラインナップは、イルリメ、界、54-71、RISE FROM THE DEAD、韻シスト、SOUL FIRE、REBEL FAMILIA、HELICOID 0222MB、DUB SQUAD。一般的な学園祭としてはかなり異質なラインナップですが、個人的にはかなりツボを押さえた豪華メンツ。素晴らしいです。

54-71

当日は11月にしては寒い日で、空模様もかなり怪しげ。

15時頃に会場に着いて、54-71のライヴが始まるころには、ポツポツと雨が降り出しました。野外ステージは四方を校舎と木に囲まれた中庭のような場所で、思ったよりも狭い印象。

校舎が近いから音が反響するんちゃうかなと思いましたが、木々が緩衝しているのか全然気になりません。ていうか想像してたよりすごいいい音。54-71は始めて聴いたんですが、しっかりしたリズム隊の演奏でなかなか良かったです。

日も傾き肌寒くなってきたので、一旦屋内ステージに入ろうとしたんですが超満員で入れず入り口でUターン。寒いのはみんな同じね。仕方がないので、模擬店で腹ごしらえしつつキャンパス内を徘徊。アルコールOKの学祭といえど、人に迷惑をかけない範囲内で羽目を外して楽しんでる雰囲気で、羨ましいなあと思いました。わが母校とは大違い...。

RISE FROM THE DEAD

なんてことを考えつつ一通り学内を一周して野外ステージに戻ってくると、RISE FROM THE DEADの演奏が始まっていました。ライヴを観るのは先月に続いて二回目ですが、やはりあまり好きになれず、GOMAさんとのセッションを見届けて屋内ステージに移動しました。

SOULFIRE

今度はすんなり屋内ステージに入ることができ、まったりとSOUL FIREのライヴを観賞。

このバンドは、2年ほど前のマッド・プロフェッサー、オーブのライヴにゲスト出演していた時に観て、そのほんわかした佇まいに惚れてしまって以来です。実にいい雰囲気のオッサンのDUBトリオで、ビールを片手にいい意味で力の抜けた演奏を聴かせてくれます。心も体も暖めてくれたいいライヴでした。

ただ、この屋内ステージは音が小さかった。コンポ並に。それだけが残念。

REBEL FAMILIA

すっかり暖まったところで再び野外ステージに向かうと、REBEL FAMILIAの極悪なビートがキャンパス内に鳴り響いてました。

すでにステージ前ではモッシュが発生しているという盛り上がり様。野外+夜+雨というシチュエーションのせいか、先月観たライヴとは明らかに違う盛り上がり。こんなに野外が合う音とは思いませんでした。いや、野外というか大学のキャンパス内に大音量でDUBが鳴り響き、大勢の人が狂ったように踊ってるという時点でかなり異様な光景ではあるんですが、それも最高!

DUB SQUAD

REBEL FAMILIAのライヴ終了と同時に、雨足が強まり雷も鳴り出しました。

ほとんど嵐という状態で、屋根のないステージも地面も水浸しになり、DUB SQUADのライヴもあわや中止?というようなコンディションに。結局、ステージ場に急遽テントを設置し、30分遅れという形でなんとかライヴが開始されました。

今回でDUB SQUADのライヴを観るのは4回目。始めてライヴを観たのは5年前、今や益子さんはスーパーカーを始めとした売れっ子プロデューサーとして活躍中。さしずめ日本のアンディ・ウェザーオールといった感じでしょうか。中西さんとのROVOでの仕事も最高です。

今回のライヴは去年観たLABCRYのイベントの時と同じく、「Versus」からの曲をプレイ。REBEL FAMILIAは直線的な盛り上がりでしたが、DUB SQUADは緩やかなカーブを描きながらエネルギーが上昇していく感じ。さっきの雨で地面はぐちゃぐちゃだったんですが、そんなことはお構いなしに皆さん踊りまくってました。

もっと観たいと思ったんですが、8時以降は音出しが出来ないということでわずか3曲30分で終了。残念ですが、来年も開催するためには仕方ないという実行委員さんの言葉に納得するしかありませんでした。雨に濡れて重くなった服とドロドロのスニーカーを引きずって、充実感に包まれながら帰途へ着きました。

 いや、でもこのライヴを企画した実行委員の人たちは素晴らしいです、ほんと。この場を借りてありがとうを言いたいです。来年も行きますよー。

2017年の視点で振り返る「銀杏ロックフェスティバル in 大阪市立大学[2002.11.02]」

「来年も行きますよー。」と締めておりますが、 THA BLUE HERBなどいまいち私好みでないラインナップだったので行きませんでした。

次に行ったのは2004年。ヘッドライナーはROVOでした。他の面子はrei harakamiなど。ハラカミさんは肩の力が抜けたライブでよかったですね。野外、そして学園祭というシチュエーションが意外にマッチしていました。

ROVOは相変わらず素晴らしかった。ROVOのライブは通算で10回ぐらいは観てると思うんですが、野外で見たのはこれが唯一。しかも夜というのがよかった。